経営者保証について第12回目は、「経営者保証改革プログラムのパンフレット」解説第三弾です。
金融庁は事業者向けに「経営者保証改革プログラム～個人保証に依存しない融資慣行の確立に向けた取組み～」を発行しました。
このパンフレットの以下について説明します。
金融機関の意識改革に向けた経営者保証に関する取組方針の公表 ⇒Q5参照
金融庁は、金融機関の意識改革を進めるため、金融機関のホームページ等において、「経営者保証に関するガイドラインを浸透・定着させるための取組方針」を公表するよう要請しました。
その内容は、以下3点です。
① 民間金融機関は、「経営者保証に関するガイドラインを融資慣行として浸透・定着させるた
めの取組方針等」について、経営陣を交えて議論し、対外公表すること。
② 事業者とよりよい信頼関係を築くためのコミュニケーションツールとして利用できる内容となるよう、具体的かつわかりやすい記載で「見える化」すること。
③ 取組方針等に沿った運用が行われるよう営業現場まで浸透させること。
例えば りそな銀行では かなり詳しく対外公表をしています。
https://www.resonabank.co.jp/hojin/keieisya_hosyo/
そして、顧客あて説明書を掲載しています。
経営者保証に関するガイドラインについてのご案内
多分この説明書を融資契約時には交付して説明をしていると思われます。
ぜひ ご自身が関わっている金融機関の取組状況をホームページから知ることをお勧めします。
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